支部長挨拶

支部長就任にあたって

平成30年6月

栃木県建設業協会那須支部 支部長 石川裕之

安全で快適な地域づくりを目指して

地域を支える建設業の役割には、大きいものがあると感じております。地域の生活、経済活動の基盤となる社会資本の整備だけではなく、安定した雇用の場をつくり、地域経済を担っている大きな産業の一つです。建設産業は、社会インフラ整備を通じ国民生活の向上や経済の継続的成長、雇用の下支えをしていくという重要な役割を担っており、また整備されたインフラのメンテナンス、防災・減災対策、除雪及び災害時の対応等、国民の安全・安心、快適な生活の維持や経済成長に貢献していくという役割は将来にわたり不変であると自負しておりますし、建設業のやりがいでもあります。

しかしながら近年、建設投資が抑えられ少子高齢化社会の中で建設業界への就労人口が減少しており、地域の安全・安心を担う「地域の守り手」としての役割も危機迫る状況にあり、人材の確保と担い手の育成が建設業の大きなまた喫緊の課題でもあります。

災害時にクローズアップされて報道されるのは「警察」「消防」「自衛隊」等ですが、彼らが到着する前に道路啓開などを行っているのは我々建設業者です。自分たちも被災しているにもかかわらず現場に駆け付け、初動対応を行っております。近年、徐々に建設業界の役割も理解されてきてはいますが、積極的に情報発信されておらずまだまだPR不足と感じております。

このような状況下ではありますが、「地域に根差し頼りにされる建設業」として継続できる仕組みを構築するためには、個々の企業の経営強化、ITなど新技術活用による経営の質の向上、地域の基幹産業として若者に支持され安定的に雇用が確保できる魅力ある建設業界の構築、さらには建設業界の周辺の需要を取り込む企業経営も必要となってきます。

また、先人たちの努力を踏まえつつ、新しいことにチャレンジし、将来成長が見込める分野への進出、いわゆる多機能化による建設業の魅力度アップを図り、また、担い手の給与、休日・休暇など処遇の改善などの取り組みを行い、各種業界と連携し地域ニーズを掘り起こし必要なインフラ整備を実施することにより建設投資の増を図り、若手入職者の確保や教育訓練、限られた技術者、技能者での効果的・効率的活用の仕組み作り、様々な情報から建設業として真に必要な情報を選択し、新事業・新技術として成長させる必要もあります。

我々建設業には、ネットワークが構築されております。他産業に比べても強固なものがあり、互いに共同で行う、協力して取り組むことに積極的です。地域密着型の産業としての自負、社会インフラの整備と施設の適切な維持管理を図り、建設業の力で地域活性化、快適な地域づくりのため次世代に技術・技能を伝承するという強い使命感を持って取り組んでまいります。

 

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